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2000年の陸奥部屋

 

(2000年10月25日更新)


  両国国技館にもっとも近い相撲部屋として新しく誕生し、1998年2月15日に土俵開きをした陸奥部屋は、わずかの間に急成長を遂げ、2000年9月21日には立田川部屋の力士たちも移籍して来ることになり、今では角界有数の大部屋となりました。

 このページは、メンバーたちのことがよくわかるように構成してあります。各力士のデータのあとに、それぞれの素顔を描いていますが、この部分は、もちろん起草者の個人的見解です。将来は陸奥親方の横顔も予定しているのですが、しばらくお待ちください。

 顔写真は、できるかぎり最近のものに差し換えました。

 立田川部屋から移籍して来た力士については、残念ながらまだデータが不揃いなため、暫定措置として今のところ別表にしてあります。失礼をくれぐれもお詫びします。
 
 

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将来は英語ページもつくる予定です。

 
(力士は入門順、同期の場合は五十音順)


 陸奥 一博(みちのく かずひろ)

師匠
元大関 霧島

本名 吉永一美  1959年4月3日生
鹿児島県姶良郡牧園町出身  1975年春場所入門
最高位 東大関  
優勝1回 殊勲賞3回 敢闘賞1回 技能賞4回
通算754勝696敗40休
通算出場回数 1450 (なお、いろいろの統計で、1447というのはまちがいです。)
勝率 52.0% (大関としての勝率は64.7%)
1996年3月24日引退 年寄錣山(しころやま)襲名
1997年5月 年寄勝ノ浦襲名
1997年12月 年寄陸奥襲名
拡大写真


 
 

 福ノ里 邦男(ふくのさと くにお)

若者頭
本名 福田邦男
1951年6月4日生  岩手県出身
最高位 十両13  通算333勝294敗7休

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 星誕期 偉真智(ほしたんご いまち)

幕下西筆頭
本名 イマチ・マルセロ・サロモン
(Imach Marcello Salomon)
1965年9月5日生
アルゼンチン、ブエノスアイレス出身
1987年夏場所入門
184.5cm 166.5kg
秋場所成績 6勝1敗
最高位 十両3  通算363勝315敗11休
通算出場回数 678  勝率 53.5%
 名古屋場所での全敗の結果、十両から幕下に転落しましたが、秋場所では盛 りかえして6勝1敗の好成績をあげ、十両への復帰も望まれていたのですが、番付運がよくなくて幕下筆頭にとどまりました。陸奥部屋生え抜きの最先輩力士と しての責任感は十分もっています。膝と肘の故障がまだよくなっていないようですが、「でも何でもない、ダイジョウブヨ」などと、そんなことは気にしていら れないという調子でくりかえしています。とにかく相撲では、「できるかぎりのことをやるしかない、運不運などない、実力がすべてで、成績や番付順はそれで 決まるもの」と割り切ったことを言います。ベテランのことですから、負けが重なっても「それはよくあること」で、あまり気にしていないように見えます。陽 気な性格ですが、実際は神経質で、ピリピリしていて、衝動的で怒りっぽいところがあります。このあたりは、ラテンアメリカそのもののように見えるのです が、これは本人には言えません。「外人は顔だけ、心は日本人」だと確信しているらしく、ガイジンだといわれると本気で腹をたてるのです。歌はさすがに上手 で、カラオケでは大将格だそうです。
 
 
 

 霧昇 有康(きりのぼり ともやす)

序ノ口東9枚目  元 力涛
本名 前田有康   1975年4月27日生
静岡県裾野市出身  1997年名古屋場所入門
179cm 98.5kg   秋場所成績 1勝6敗
最高位 序二段107  通算58勝75敗
通算出場回数 133  勝率 43.6%
 若手としてはいちばんの古参者ですから(旧陸奥部屋時代からの弟子で、い ま25才)、土俵経験がゆたかなことはたしかで、体つきや態度までいかにも相撲取りらしく、初心者のようなところはまったくありません。番付上では後進た ちに抜かれていても、先輩として一目置かれているようです。もともと冷静で、控えめな人なのですが、本来は負けん気も十分なのですから、現在のままであき らめてしまってはいけない、もっと上にあがるのが当然だということに目覚めてもらいたいものです。さんざんの不運で序ノ口に転落した後、名古屋場所5勝2 敗の好成績をあげて序二段への復帰を果しましたが、怪我のため秋場所ではまた不調で、ふたたび序ノ口へ後戻りです。一日も早く運が開け、日々の努力が報い られることを祈ります。
 
 
 

 下迫改め 桜島 弘聖(さくらじま こうせい)

序ノ口東3枚目
本名 下迫弘聖
1982年6月1日生  鹿児島市出身
1998年春場所入門
178cm 111kg  秋場所成績 4勝3敗
最高位 序二段98  通算35勝54敗16休
通算出場回数 89  勝率 39.3%
 第一期生の中でいちばん陽気な人でしたが、怠け者という一面もあります。世 の中のことは据え膳を食うようにはいかないということが、ほんとうにはわかっていなかったのです。でもこのごろは少し変わってきました。手に怪我をして、 稽古もあまりできない状態がつづいたあと、今のままではいられないという意識が目覚めてきたようです。しかし、決然と勝負にいどむという意気が足りなく て、後手になってしまい、早い相手に先を越されて負けることが多いのです。生来のガキ大将にありがちの、強そうに見えても消極的なところがあり、競争社会 に真正面から立ち向かって行くのは性にあわないのかもしれません。秋場所ではめでたく勝ち越しましたが、番付運が悪く、まだ序ノ口三枚目にとどまっていま す。
 
 
 

 楢橋 親一 (ならはし しんいち)

序二段東92枚目
1981年4月24日生  福岡市東区出身
1998年春場所入門
175cm 88kg    秋場所成績 3勝4敗
最高位 序二段78  通算50勝59敗
通算出場回数 105  勝率 47.6%
 デビュー当時はやせていたのですが、最近は見違えるほど筋肉がついて来ま した。はじめのうちは稽古熱心とはいいにくかったのですが、その後は真剣に努力をかさねていることが目に見えます。でも、まだまだ体重がほしいところで す。ちょっととりつきにくい、コンプレックスのかたまりのような性格から脱し、自分の能力の限界に挑戦してこれを克服し、ほんものの自信をつけるまでに、 もうほんの一歩というところまで行っている感じがします。1998年に新生陸奥部屋が発足してから最初に入った第一期生5人の中では、もっとも有望である ことはたしかです。
 
 
 

 霧錦 隆雄(きりにしき たかお)

序二段西55枚目
本名 佐々木隆雄  1982年6月15日生
茨城県藤代町出身  1998年秋場所入門
183cm 125kg   秋場所成績 5勝2敗
最高位 序二段55  通算41勝43敗
通算出場回数 84  勝率 48.8%
 まじめで礼儀正しい人です。一生懸命に稽古にはげみ、身長、体重も十分、素 質にもめぐまれていますが、今のところは肩の怪我のため、本来の実力が出しつくせないようです。日常生活ではめがねをかけ、控えめな性格で、好きで選んだ 相撲の道をひとすじに進んで行くにはどうすればいいのかということも完全に心得ているようです。名古屋場所での負け越しのあと、秋場所では5勝2敗の好成 績で、今回の番付では自己最高位にあがりました。怪我さえしなければ、心配なしに前途に期待をかけていい好青年です。
 
 
 

 貴島 雅博(きじま まさひろ)

序ノ口東20枚目
1982年3月23日生  埼玉県鷲宮町出身
1998年九州場所入門
174cm 65.5kg   秋場所成績 1勝6敗
最高位 序二段131  通算21勝56敗
通算出場回数 77  勝率 27.3%
 やせっぽちの身体(たった65キロの軽量)で、相撲の世界には異質な感じで す。見るからにデリケートな性格、優しい身ごなしで、バレエとか、フィギュアスケートとか、体操などの選手にしてもおかしくないと思わせます。それでも相 撲をやるというのは、本人が自分に課した試練のようなもので、なんと言われようとやりとげて見せるという心がまえがうかがえるのは、見上げたものです。名 古屋場所ではいい技を見せて勝ち越し、自己最高位に達していたのですが、秋場所では、重い相手に出されてしまうことが多く、軽量を技とスピードで補うこと がどんなにむずかしいかを感じさせました。
 
 
 

 宇部 裕一(うべ ゆういち)

序二段東85枚目
1983年4月9日生  青森県八戸市出身
1999年春場所入門
176cm 79.5kg  秋場所成績 4勝3敗
最高位 序二段85  通算33勝30敗
通算出場回数 63  勝率 52.4%
 負けん気で、真面目で、頭のいい青年です。軽量をものともしないで、かなり いい通算成績をあげているのは、お見事といえるでしょう。順番を争って稽古にはげみ、すごい懸命ぶりです。きびしい相撲社会の中で、軽量で成果をあげ、上 にあがっていくためには、必死で稽古するしかないと考えていることが、見ているだけで読み取れるのです。過去の成績ではいい時とよくない時とのバラツキが やや見られますが、全体としては、年月がかかっても着実に、技をみがき、上向きの道をたどっているといえます。名古屋場所では、十三日目の一番にきわどい ところで勝っていたのですが、行司の差し違いで負けと判定されてしまい、物言いもつかなかったため、惜しくも一番の差で負け越しました。秋場所での勝ち越 しは当然で、現在は自己最高位です。
 
 
 

 岡本 将之(おかもと まさゆき)

序二段東52枚目
1983年9月18日生  熊本県長陽村出身
1999年春場所入門
175cm 102kg  秋場所成績 3勝4敗
最高位 序二段33  通算34勝29敗
通算出場回数 63  勝率 54.0%
 心身ともに強固、活発で、筋肉もよくついています。沈着で、一見気楽な性分 のように見えますが、プライドが高く、どんなつらいことでもきちんとやりとげます。昇進も早く、去年五月の夏場所では、序ノ口優勝の候補になりましたが、 相手の韓国出身力士が約二倍も重く、惜しくも敗れて優勝をのがしてしまいました。通算勝率を見ればわかるように、同期生のうちで、もっとも優秀な部に入る 実力者であることはまちがいないところでしょう。名古屋場所でも勝ち越し、部屋では三段目の和歌嵐に次ぐ番付順にまで進んでいます。秋場所では残念なこと に、一番の差で負け越しでした。
 
 
 

 白澤 隆志(しらさわ たかし)

序二段東113枚目
1982年12月6日生  静岡県豊岡村出身
1999年春場所入門
180cm 113kg   秋場所成績 4勝3敗
最高位 序二段93  通算30勝29敗4休
通算出場回数 59  勝率 50.8%
 行儀正しく開放的な性格で、頭もよく、常識をもって行動する自然体のタイプ で、相撲界でも成功すると考えられますが、勝負師としてはおとなしすぎるぐらいです。落ち着いていますが、均衡のとれた性格のために闘争心はあまりないよ うです。無理をすることをおそれないで自分の限界に挑戦するという習性をもっていないのです。それでも成功の道は十分残されているということを、この人は 証明しているのです。自己最高位の名古屋場所では、怪我のため入院という事態になり、成績があがらなかったのは残念でしたが、秋場所では勝ち越し、めでた く序二段への復帰を果たしました。
 
 
 

 末永 司(すえなが つかさ)

序ノ口西12枚目
1983年5月26日生  鹿児島県隼人町出身
1999年春場所入門
175cm 89kg    秋場所成績 2勝5敗
最高位 序二段124  通算24勝39敗
通算出場回数 63  勝率 38.1%
 目立ちたがらないので、稽古場でも人の陰にかくれて裏役にまわってしまう傾 向があり、あまり注意をひきませんが、よく見ると、あわてずさわがず、自分なりの稽古をちゃんとやっているようです。名古屋場所では、序二段から序ノ口 11枚目に転落したあと、勝ち越して序二段に復帰し、秋場所では自己最高位に達していたのですが、成績がよくなくて、残念ながらまたまた序ノ口に落ちてし まいました。
 
 
 
 
 

 土佐 幸司(とさ こうじ)

序二段西73枚目
1980年7月18日生  熊本県菊陽町出身
1999年春場所入門
175cm 158kg   秋場所成績 2勝5敗
最高位 序二段17  通算33勝30敗
通算出場回数 63  勝率 52.4%
 若手弟子の中では最重量で、陸奥部屋にはめずらしく、いかにも押し相撲向き の身体をしていますが、動きに正確さがあり、四つ相撲も取れます。通算成績もよく、期待されます。性格としては気まぐれなところが少なく、控えめで、目立 ちたがる傾向はまったく見られません。はっきりした、率直な性格で、落ち着いていて、感じのいい若者といえます。以前は相撲の成績にあまりバラツキがない ことが特徴でしたが、名古屋場所、秋場所ではつづけて負け越しました。しかし、総体的には、有望な力士の一人だといえるでしょう。
 
 
 

 栃谷 漢将(とちたに くにゆき)

序ノ口西30枚目
1983年9月18日生  大阪市城東区出身
1999年春場所入門
182cm 106.5kg  秋場所成績 2勝5敗
最高位 序ノ口5  通算7勝24敗11休
通算出場回数 38  勝率 21.2%
 落ちこぼれで、親方にはたいへんな心配の種でした。はじめは体が固くて四 股、仕切も満足にできなかったうえ、ひどい怪我で稽古もできない状態がつづき、ずっと休場、負けっぱなしでしたが、三月にはじめて二勝してからは、いくら か持ち直し、さらに五月、七月とつづけて三勝、九月には二勝しました。太り過ぎも改善しているようです。ときには思いがけないプライドを見せることもある のが、救いになるかもしれません。今では稽古も熱心にやっているので、希望が出てきました。どんなことがあっても親方は見放さず、いちばん頑張っているの は栃谷だとまでいっています。いい師匠をもつことは実にしあわせだと思わせます。
 
 
 

 成井 智史(なるい さとし)

序二段西119枚目
1979年11月30日生  千葉県八千代市出身
1999年春場所入門
179.5cm 83kg   秋場所成績 4勝3敗
最高位 序二段119  通算28勝35敗
通算出場回数 63  勝率 44.4%
 内気で控えめな青年で、部屋では貴島、宇部に次いでの軽量ですが、筋肉はつ き始めています。軽いというハンディーで負けることが口惜しくてたまらないらしく、懸命に稽古をしています。しかし冷静さが足りないので、いざというとき にあわててしまって負けることがあるようです。実力は現在の成績以上と見てよく、実績をあげて行けば、相撲をえらんだのはまちがっていなかったと、いつか は自分に対して証明できるようになれるかもしれません。秋場所でも、着実に勝ち越して、現在は自己最高位に達しています。
 
 
 

 和歌嵐 克己(わかあらし かつき)

三段目西86枚目
本名 山田克己  1977年5月20日生
和歌山県古座町出身  1999年春場所入門
176cm 127.5kg  秋場所成績 3勝4敗
最高位 三段目43  通算37勝26敗
通算出場回数 63  勝率 58.7%
 陸奥部屋の若手では出世頭で、たった一人、あっという間に三段目まであがっ てしまいました。一度は序二段にもどったこともありましたが、今では三段目にすっかり定着したという感じで、組んでもよし、離れてもよしといった取り口で す。お見事としかいいようがありません。若手では霧昇に次ぐ年長者で人生経験があり、体重もあり、前には柔道もやっていたことから、あまり抵抗なしに相撲 の世界に住みつくことができたのでしょうか。ものわかりのいい落ち着いた性格で、おとなしく、地位があがっても態度をかえないし、すこしも威張らないとい うのもじつに立派なことです。陸奥部屋の希望の星といいたいところですが、三段目から上にあがるのはまだまだたいへんだということは本人もよくわかってい るようです。名古屋場所、秋場所では、惜しくも負け越しました。
 
 
 

 藤本 智彦(ふじもと ともひこ)

三段目東98枚目
1981年10月29日生  佐賀県小城郡出身
1999年夏場所入門
183cm 108kg   秋場所成績 6勝1敗
最高位 三段目98  通算33勝22敗1休
通算出場回数 55  勝率 60.0%
 もとサッカーをやっていたスポーツマンで、運動神経は抜群、ほがらかでにこ にこと明るい性格です。稽古で、どんなつらいことをやってもいやな顔を見せません。相撲をはじめてから、まだわずかにしかならないのに、たちまちにして進 歩し、筋肉もつき、成績も先輩たちを追い越してあっという間に部屋のトップランナーの列に入ってしまいました。稽古でも、今までになかった攻撃性を見せる ようになりました。夏場所、名古屋場所と負け越したあと、秋場所ではみごとな成績をあげ、通算成績でも部屋のトップになったのは立派なものです。その結 果、めでたく三段目へ昇進しました。将来が期待されます。
 
 
 

 原田 大輔(はらだ だいすけ)

序ノ口西36枚目
1982年10月5日生  兵庫県篠山市出身
2000年夏場所入門
173cm 85kg    秋場所成績 0勝2敗5休
最高位 序ノ口36  通算1勝8敗12休
通算出場回数 9   勝率 11.1%

 
 
 
 
 
 
 
 

立田川部屋から陸奥部屋に移ってきた力士は、次の通りです。

 これらの力士については、今のところ残念ながらデータも写真もまだ完全には揃っていません。別表にしてあるのは、そのための応急措置です。つつしんでお詫びいたします。
 合併のニュースは、ここです。
 
 敷島 勝盛(しきしま かつもり)
東十両4枚目
本名 吉種弘道
1970年12月15日生   千葉県船橋市出身
1989年初場所初土俵
185cm    183kg    秋場所成績 8勝7敗
最高位 前頭筆頭   通算409勝408敗17休
通算出場回数 817   勝率 50.1%
得意技 左四つ、左差し、右上手、寄り切り、上手投げ

拡大写真
 
 
 
 
 
 

 豊桜 嘉人(とよざくら よしひと)
西十両9枚目
本名  向 俊明
1964年3月12日生  広島市安佐北区出身
1989年春場所初土俵
182cm    135.5kg  秋場所成績 5勝2敗
最高位 十両8    通算274勝232敗2休
通算出場回数 506  勝率 54.1%
得意技 右四つ、寄り
 
 


 十文字 友和(じゅうもんじ ともかず)

西前頭12枚目
本名 十文字友和
元 階ケ嶽松太郎
1976年6月9日生   青森県階上町出身
1992年九州場所初土俵
186cm    157kg   秋場所成績 9勝6敗
最高位 前頭12   通算220勝165敗
通算出場回数 385  勝率 57.1%
得意技 右四つ、左上手、寄り切り
 
 
 琉鵬 桂助(りゅうほう けいすけ)
東幕下21枚目
本名 浦崎桂助
1977年6月18日生  沖縄県中城村出身
1993年春場所初土俵
182.5cm    126.5kg   秋場所成績 5勝2敗
最高位 幕下21     通算158勝138敗12休
通算出場回数 296   勝率 53.4%
得意技 左四つ、寄り
 
 
 
 秋の里 貴士(あきのさと たかし)
西三段目筆頭
本名 秋山貴志
1979年7月29日生  青森県八戸市出身
1995年春場所初土俵
181.5cm    162.5kg  秋場所成績 5勝2敗
最高位 幕下43    通算119勝77敗28休
通算出場回数 196   勝率 60.7%
得意技 突き押し
 
 
 
山竜 将太(やまりゅう しょうた)
東三段目88枚目
本名 山本竜太
1981年3月15日生  東京都江戸川区出身
1996年春場所初土俵
180cm    135kg   秋場所成績 4勝3敗
最高位 三段目88  通算83勝99敗
通算出場回数 182  勝率 45.6%


 白馬 毅はくば たけし)(ウヌル改め)

東序二段72枚目
本名 アリオンバヤル・ウヌルジャラガラ
1983年5月5日生 モンゴル、ウランバートル出身
1998年12月、見習い生として陸奥部屋に入る
翌年末、立田川部屋に入門し、「白馬(はくば)」の四股名で2000年春場所初土俵
(1999年12月24日新弟子検査に合格)
185 cm、96.5 kg   秋場所成績 1勝1敗5休
最高位 序二段37   通算15勝8敗5休
通算出場回数 23   勝率 65.2%
 ウヌルは、一年もの間、陸奥部屋に起居し、熱心に稽古にはげんでいました が、立田川部屋に移ることになりました。これは、部屋ごとの外国人数が2名までにおさえられているので、すでに星誕期と星安出寿が在籍していた陸奥部屋に は外人枠がなかったという事情によるものです。しかし、陸奥部屋が育てた力士であることはまちがいありません。
 その後、期待にたがわず、将来が楽しみです。立田川部屋の合併により、この人は出世して古巣に戻って来たことになります。
 
 
 
 
 
 

 床大 (とこだい)

三等床山
本名 大橋太司
1970年7月24日生 新潟県出身
1986年九州場所入門
 控えめな人で、目立ちませんが、なんでもできる才能の持ち主です。この人の結ったまげはしっ かりしていて、なかなか崩れません。わかりの早いことも驚異的で、一言いえば十を察するといったタイプです。稽古の様子もよく見ていて、自分もさまざまの 準備運動をします。もし身長がもう少しあれば、きっといい力士になれたでしょう。お酒を飲み過ぎるのが玉に瑕だということを聞いたことがありますが、めず らしい好人物です。
 
 
 
 
 

床盛 (とこもり)

四等床山
本名 三浦健治
1974年12月28日生 愛知県出身
1990年春場所入門

 
 
 
 
 

以下は相撲協会に属していないメンバーです。
 
 

 吉永 奈穂子(よしなが なおこ)

おかみさん
鹿児島県出身
 おつきあいが多すぎるので、ほんとうにたいへんです。ひっきりなしに一日中鳴り続ける電話の番 ―  ジャーナリスト、後援者、知人などのほか、弟子たちの家族の人たちが安否をたずね、ちゃんとやっているのかなどと聞いてくるのに答えたり、一身上の相談に のったりするのもおかみさんの仕事になります。また、これら「子供たち」の悩みを聞いてやり、なぐさめたり、なだめたり、すかしたりなどの心理的な問題の ほか、もめごとの仲裁などに狩り出されることもあります。とにかく入れ替わり立ち替わりに、居室に出たり入ったりされるわけです。お風呂にまで入って来る こともあるそうです !!! このストレスはなみたいていのものではありません。健康がすぐれないので、ダウンしてしまうこともしばしばです。
 
 
 

 田村 喜一(たむら きいち)

陸奥部屋マネージャー
元幕下岸の里
1966年9月6日生  大阪府岸和田市出身
1982年春場所入門  1997年現役を引退
 おそろしく無口なので、愛想も知らないといわれることがありますが、 相撲と陸奥部屋が唯一の生きがいであることはうたがいありません。実直一方、部屋の雑用係といった感じで、どんなことでもいやな顔ひとつしないで引き受け ています。ちゃんこ番をひとりでやることもしばしばで、料理の腕はたしかです。でも元岸の里の田村マネージャーの本領が出てくるのは、稽古の指導をすると きです。弟子たちの長所も弱点も知りつくしているので、適切な助言をし、ときには叱りますが声を荒らげることはあまりありません。
 
 
 
 

 北原 敏文(きたはら としふみ)

親方付マネージャー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 倉橋 潔史(くらはし きよし)

ドライバー兼秘書

大阪府出身

 陸奥親方の行くところへは、ほとんどの場合ついてまわり、呼ばれればただちに駆けつけます。私設付け人のようなもので、外部の人には相手になりませんが、親方のこととなるといつでもそこにいるといった感じです。
 
 







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