霧島 引退甚句
この相撲甚句は、平成八年三月二十三日の霧島引退発表後作詞され、国技館で平成九年二月一日、12000人もの観客を集めた断髪式で歌われたものです。
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砂つけて男をみがき 錦をヤ飾りねばり腰サウンドは、超大入り満員の国技館で行われた断髪式の席上で採録したものですから、雑音がかなり入っていますが、ほかにあまりない貴重な音源なので、あえて収録しました。
六十二年三役と 昭和で最後の技能賞
得意の出し投げ吊り出しに 輝く八個の三賞と
平成二年大阪の 沸きに沸いたる巴戦
夏には大関昇進と 翌年一月初優勝
光るは年間最多勝 その名も和製(の)ヘラクレス
執念燃やし尽きるまで 二十一年相撲道
美男で人気の名力士 みやま霧島咲き初めて
本日引退大相撲 これから親方錣山
どうぞご支援アー願いますヨー作 元呼出し永男
(原作では、はじめの一行のかわりに次のようになっています。)火を吹け霧島 あの峰めざせヨー
アー薩摩の名門井筒部屋 初の土俵は五十年
筋力鍛えし幾星霜 五十九年の名古屋場所
新入幕にて敢闘賞 冴えるは打棄りねばり腰(この詩句は、霧島銘柄の焼酎びんのレッテルに写真とともに記載されているものです。この焼酎はちゃんこ霧島各店で売っています。)
なお、現在ページのフランス語版には、歌詞の仏訳がつけてあります。